noah777のブログ

ミッションノア

キング牧師の夢


平成21年1月20日、アメリカ史上初めての黒人の大統領が、誕生しました。
その人の名は、第44代アメリカ合衆国大統領バラク・オバマです。
この国で黒人の大統領が生まれた事について、歴史を鑑みるとよく分かるのですが、この事は、奇跡と言っても過言ではない程のビッグ・ニュースでした。
白人と黒人の間で黒人を下位の者として見てきたこの国で、オバマ大統領の誕生は、国民にとって大きな、大きな喜びとなりました。
人種差別のある国としてアメリカは知られていましたが、人類は日々学び進歩しているのだと私は思いましたし、非常に喜ばしい出来事だってと感じました。
昔のアメリカは、周知のとおり白人と黒人の差別がありました。
そんな中差別に対して毅然として孤独に戦っていた方がおられました。
その方の名は、マーティ・ルーサー・キング牧師です。
以前は差別が酷く、黒人の大統領が生まれるなど信じられない状況だったのです。
だから、黒人の大統領オバマ氏が就任したことを一番喜んでいるのは、きっと人種差別と戦っていた、黒人のキング牧師だとおもいます。
黒人のキング牧師がワシントンの大行進で語った言葉が、今現実のものとなりました。
Ⅰhave a dream私には夢がある。それは、いつの日か、私の四人の小さな子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に生きられるようになることだ。
私には夢があるのだ!
当時、黒人と白人の人種の差別はひどく、バスに乗るにしても、レストランで、たべるにしても、白人と黒人の座る場所まで、はっきりと区切られていました。
しかし、そんな中キング牧師は、非暴力を通し、モントゴメリー・バス・ボイコット運動、や、sit・in と呼ばれる、人種差別撤廃運動などの活動を恐れずに活動していましたが、最後は、とても残念ですが、暗殺されました。
彼は、Ⅰhave a dreamというかれの夢の実現を夢見て殉教しました。
彼は、長生きをすることよりも、主・イエス様のために生きる事を選んだ偉大な人です。
彼はこう言いました。
これから先、何が起ころうとしているのか、私には分かりません。確かに、われわれの行く手にはさまざまな困難が待ち受けています。
しかし、私にとって、それはもはや問題ではありません。なぜなら、私は山の頂きにのぼったのです。私はもう何も気にしてはいません。
ほかの誰もがそうであるように、私も長生きをしたいと思っています。長く生きることには、それなりの意味があります。しかし、私は今、そのことに執着していません。私は、ただ神の意志のままに行動したいのです。
神は私に山の頂へ行くことをお許しになりました。そして、私は山の向こうを眺めてみました。そこに、私は約束の地を見たのです。
皆さんと共に、あの約束の地へ行くことは、私には出来ないかもしれません。けれども、今夜あなたがたに知ってほしいことは、我は、皆、一緒に約束の地へ着くことが出来るということです。
私は今、とても幸せです。何も心配しておりません。誰も恐れておりません・・。
彼の命をかけた願いは、オバマ大統領へとうけつがれました。
かれは就任演説でこういいます。
先人たちが、ファシズム=独裁主義や共産主義を屈服させたのはミサイルや戦車によるものではない頼もしい同盟国と、強固な信念によるものだと・・・。
またこうもいいます。
私たちは恐怖より、希望を対立と不和よりも共有することを選びここにあつまったと。
聖書で、主・イエス様はこういいます。
ヨハネ11:25私は、よみがえりです。
いのちです。
私を信じるものは死んでもいきるのです。
主・イエス様の十字架を信じるならば、
私の人生も世界の人達の人生も新たに変えられます。